The Art of Tarot Cards CD-ROM and Book

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この本は【参考書籍】です。

Visconti-Sforza tarotなど11種類、800近いタロットの画像が収録されています。
歴史的なタロットやレアなタロットを簡単に閲覧することが出来たり、ロイヤリティフリー画像として使用するのに向いている一方で、歴史的タロットを語る上で重要なマルセイユタロットが収録されていないのとウェイト版タロットの「線」が綺麗ではないのが残念です。

【お薦めな点】

●歴史的タロットの画像を簡単に入手出来る

Visconti-Sforza tarotや、ミンキアーテタロットなど11種類のタロットカードの画像をネット検索したり「名前をつけて保存」すること無くCDを掛けるだけで閲覧出来るのは便利ですね。

●絶版レアなタロットの画像もある

The Knapp-Hall TarotやSoprafino Tarotなど絶版で入手困難なタロットの画像を大アルカナ中心とはいえ、閲覧出来るのは大きいです。

●収録画像はロイヤリティフリー

DoverのCD-ROM&BOOKに共通していえることですが、ロイヤリティフリー画像として使用することが出来ます。
タロットのウェブサイトの背景に使うなどアイディア次第で使えそうですね。

【残念な点】

●ウェイト版タロットの「線」が甘い

ウェイト版タロットはWikiPediaなどでも閲覧可能ですが、WikiPediaで閲覧出来るウェイト版タロットと比較すると「線」が甘いように感じられます。
参照画像を作成しましたので、ご覧になられてみてください。

●マルセイユタロットの収録が無い

マルセイユタロットから別れたブサンソンタロットの収録はあるのですが、ジャン・ノブレやジャン・ドダル、ニコラコンヴェルといったマルセイユタロットが収録されていません。
・・・多分権利関係なのだとは思うのですが、ひとつくらい収録があっても、とは思いますね。

●収録されているタロットの大半がネットで閲覧可能

フランス国立図書館や大英博物館などで、画像を閲覧することの出来るタロットが多いのは残念です。
とはいえ、探す手間が要らないですし、閲覧できたとしてもデータを保管しようといすると根気がいるので、良いかもしれません。

●収録されているタロットに関する情報が無い

本の目的が「歴史的タロットの背景を知る」というよりは「歴史的・レアなタロットの画像を閲覧、画像として使用する」為にあるので、仕方ない部分がありますが、ちょっとした情報があると嬉しいかなあと思いました。

【収録されているタロットの詳細】

以下に収録されているタロットを紹介します。
掲載している画像は全て同梱されているCD-ROMのものを使用しています(転載はご遠慮ください)

■口絵

Oswald-Wirths-Tarot-Card
オズワルド・ウィルトのタロット。
オカルト系の本に時々掲載されているので見たことのある人も多いかも。
背景が白ですので、現在販売されているものではありません。
フランス国立図書館から閲覧可能。
http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b105110785/

■Le Minchiate Fiorentie

『ミンキアーテのタロット』として知られる97枚構成のカード。
フランス国立図書館から閲覧可能。
http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b10336508z.r

■Tarocco Italliano

『タロット その歴史・意味・読解法 』でテオドル・ドッティ制作のタロットパックとして紹介されています。
CDには大アルカナのみの掲載ですが、大英博物館のウエブサイトには小アルカナの掲載もあります。
http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/collection_object_details/collection_image_gallery.aspx?assetId=941070001&objectId=3314829&partId=1

■The Classic tarot

『デラロッカのタロット』として知られる複数のバージョンのうちSoprafino Tarotとして知られるバージョン。
AecleticTarotで一部を閲覧できますが、大アルカナ全てを閲覧出来るのは貴重かも。
http://www.aeclectic.net/tarot/cards/soprafino/

■I Tarocchi Dei Visconti

言わずとしれた Visconti-Sforza tarotのベルガモ版と呼ばれるものをベースに、欠失している『塔』『悪魔』なども補完されているのがポイント。
原盤はモルガン美術館のサイトから閲覧出来ます。
http://www.themorgan.org/collection/tarot-cards

■The Waite-Smith Tarot

ウェイト版タロットの比較的古いバージョンです。
線が全体に潰れていますが「雰囲気」は味わえます。
WikiPediaなどにもデータは存在しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88

■I Tarocchi Mantegna

『マンテーニャのタロット』として知られるタロット。
大英博物館のウェブサイトから閲覧可能。
http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/search.aspx?searchText=Cards+of+Mantegna

■The Knapp-Hall Tarot

1929年に発表された『Knapp Tarot』をベースに1985年に発売されたタロット。
ヘブライ文字などの記号が入っており、独特の世界観のあるカードですが、入手するのは難しいでしょう。
AecleticTarotでもその一部を閲覧出来ますが、大アルカナを全て閲覧出来るのは貴重かも。
http://www.aeclectic.net/tarot/cards/knapp-hall/

■IL TAROCCO DI BESANCON TAROT

『女教皇』がJunon、『法王』がJupiterに変更され1740年頃には存在していたマルセイユタロットから分派したタロットのうち『ブザンソン・タロット』の名前で復刻されているタロットで、Amazonなどで入手可能です。
ブザンソン・タロット/Tarocco Francese di Besancon (※リンク先はAmazonです)として復刻されているからか、フランス国立図書館ではデータを確認することは出来ません(似たのは沢山あるんですけどね)

■Ancient Tarot of Lombardy

Tarocchi Neoclassicoとしても知られ Lo Scarabeo から復刻されていますが、日本で入手出来るかは不明です。
AecleticTarotで一部が紹介されています。 http://www.aeclectic.net/tarot/cards/ancient-lombardy/
名無しの札(死神)の画像は見た事がある人もいらっしゃるのでは。

■Bolognese Tarot

「ボローニアのタロット」のバージョンのひとつと思われますが「これ」と確定できるものを見つけることは出来ていません。
近い印象のものは復刻されていたり大英博物館のサイトから閲覧することもできます、

■Gumppenberg tarot

『グッペンバーグタロット(グンペンベグルタロット)』として知られ、19世紀頃に作成されたタロットです。
大英博物館のサイトから閲覧可能。
http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/collection_object_details.aspx?people=154801&peoA=154801-2-70&ILINK|34484,|assetId=1585959001&objectId=3049042&partId=1

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