カップ6

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【概要】

『カップ6』のタロットカードが持つイメージは”あどけなさとイニシアチブ”です。
子供同士のようなほのぼのとした関係もしくは、どちらか一方(大抵は男性側)がイニシアチブを取っている状況にあるかもしれません。

2人の子供が向き合うようにして立っています。
男の子が女の子に花で満たされたカップを渡そうとしています。
2人の子供の前には花で満たされたカップが並べられています。
子どもたちの向こう側には家(廃屋)が建ち、杖をついた人物が家に向かっているのが見えます。

【ディテール解説】

●花で満たされたカップを渡す子どもたち

2人の子供が向かい合って立っています。
2人とも頭巾を被り『カップ2』のように愛を囁き合っているかのようにも見えます。
カップには白い百合が入れられているのが見えます。
2人は対等な関係を構築しているように見えますが、男の子のほうが大きく描かれていることから、2人の関係は対等ではないようにも見えます。

●古い庭園・未知の場所

ウェイトは『カップ6』に描かれた場所を「古い庭園」あるいは「未知の場所」と記述しています。
この場所をどちらと読むかによって示唆が変わりますよ、ということですね。
タロティストによっては背後に立っている建物を「廃屋」である、と見る人もいますね。

●立ち去る人物

何人かのタロティストが左側に小さく描かれている人物を「老人」であると指摘し、このカードに過去や追憶の示唆があるのは、老人の過去の思い出が描かれているからだ、と指摘しています。
カップを渡しあっているのは子供ですが、子供がカップを渡しているだけで「過去」と読むのは絵解きとして無理があるようにも見えますね。

●優位な/愛

小アルカナの「6」に共通する示唆は「調和・優位性」です。
これにカップの示唆である「愛情・受動性」を組み合わせると「優位な愛」と読む事が出来ます。

未来のある子供は老人にとって優位であり、男の子と女の子の身長さもまた優位性の暗喩として考える事が出来そうです。
一見ほのぼのとした光景に見えますが、「6」の示唆する「調和」とは誰かが優位に立つ事で保たれているもののように思われます。

【解釈の例ー正位置 】

状況:郷愁・あどけなさ・(どちらか一方の)イニシアチブ
心境:心が温まる・追憶・兄妹、友達のような関係
対策:お互いの関係を考える・過去に学ぶ・暖かみのある関係の構築

【解釈の例ー逆位置 】

状況:心機一転・新しい関係・新しい環境
心境:能動的態度・積極的・過去から離れる
対策:相手の大切さに気づく・良い思い出を捨てることはない・関係の整理

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