タロットの本によってカードの意味が違いますが、どの本が正しいのですか

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 質問
タロット占いを勉強中です。
TarotNaviさんの『ブックレビュー』に紹介されているタロット占いの本を何冊か購入してみましたけれど、本によって占い上の意味が違い、困っています。
タロットカードの意味で正解、あるいは「これが標準」となる指針が書かれている本を教えてください (質問者:占い初心者さん)

 回答
タロットカードの「意味」の「正解」が書かれている本は、存在しません。

強いていうならウェイト版タロットを考案したアーサー・エドワード・ウェイトの書いた『The Pictrial Key to the Tarot』が源流と言えるでしょうけれど、初心者の方には難解だと思います。(『タロット公式テキストテキストブック』という邦訳本もありますが、個人的な分類は「参考図書」としています)

タロット占いの本によって「タロットの意味」が違うのは何故なのでしょう。
あるいはタロットの本が何十冊も出ているのは何故なのでしょう。
それがこの質問への「こたえ」だ、と私は考えています。

『タロット占いは、料理のようなもの』というのが私の考え方です。
占い師はタロットカードという「素材」を使って「占い」という名の「料理」を作り出しているわけです。

同じ魚や野菜を使っても和食と中華、あるいはフレンチでは調理方法も味付けも異なりますね。
料理が料理をする人によって変わってゆくのと同じように、タロットをどのように読むのかも人によって異なります。

とはいえ「ある程度の指針」は存在するのかな、とも私は考えています。
私が『ブックレビュー』で紹介したようなタロットの本を数多く読んだ理由は、タロットの本を書いた人がタロットを「どのように読み取ったのか」を知る為であり、同時に「そのリーディングは、タロットをどのように読めば読む事が出来るのか」を考える為です。

私が『タロット辞典』を書く時に注意したのは「タロットに何が描かれているのか(どんな人が、どんな行為を、どんな場所で行っているのか、登場人物の感情はどのようなものか)」「描かれている象徴や数字は、どのように取り扱われることが多いのか」からどのような占いの示唆が読み取れるかということです。
言い方を変えるならタロットという「素材」を使って占いという名の「料理」をしやすくする事に心を砕いたつもりですし、上記に上げた事を心に止めながらお手元にあるタロット占いの本を読むと発見がある筈です。私が『タロット辞典』に書いた事が占った時の参考になれば、作った私としてもとてもうれしいです。

タロット占いをするときのコツは幾つかありますけれど「タロットの”意味”を当て嵌める」のではなく「占いの内容(あなた自身の悩み)のどの部分を、タロットは象徴しているのか」を読もうとすると読みやすい筈です。

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