『タロット教科書1』マルシア・マシーノ著

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この本は【参考書籍】です。

『タロット教科書』の名前から想像出来ますように、タロット占いのやり方を学ぶ為の教材として作られていますし、おそらくはタロットを始めた人を対象に作られていると思いますが、ワークが実占で役立ちそうにないのと「正解」があるかのような文脈なので、ある程度読めるようになってから参考のひとつとして読むのが良いと思います。

解釈は正逆掲載されていますが、ワークと一緒なので辞書的に使うのには向いていません。
もっとも「辞書的に」使うことを目的にしているわけではないので仕方ないといえば仕方ないのですけれども。
ある程度占ったところで、自分の力量に伸びを感じにくくなったくらいのタイミングで、スキルアップの教材のひとつとして使うのが良いでしょう。

構成は以下の通りです。

はじめに 『タロットの世界と謎』

「あなたの気を引いたカード」「あなたの嫌いなカード」を何枚か選び、選んだカードと意味を記録するように指示されています。
「好き・嫌い」は潜在的なものもあるのかもしれませんし、ワークとして面白いかもしれませんが「きらい」なカードを決めるのに抵抗感を感じました。

part1 『占う前の準備』

小アルカナ・大アルカナそれぞれのカードを指示に従ってレッスンするセクションです。

レッスン1 まず小アルカナから手に取る

『レッスン1』ではワンド・カップ・ソードペンタクルのそれぞれに対し『勝利・過度の労働や大きすぎる野心・戦い・・・』を表すカードはどれか、というワークを行います。
カードの意味から入らずに「見た雰囲気」から感じとってもらうというワークはとても有効だと思います。

但し『逆位置で出た場合は』のセクションに書かれている
”ほとんど全てのタロヅトカードは、逆位置(リバース、逆さま)になると意味が異なってきます。”
という考え方は個人的には賛同しません。
(逆位置に対する考え方は『「逆位置を取る・取らない」とはどういう事ですか?』をご参照ください)

レッスン2 大アルカナが占いで出てくると

『レッスン2』では大アルカナを取り扱っていますが座学中心で個別の札に対しての取り扱いがなく「好きなカード・嫌いなカード」を2枚選ぶというワークのみ。
このワークの内容はともかくとして「選んだ時点でのあなたの思考と生活を表現している」という解説だけ。
座学を丸覚えすることによってワークが終わりとしているので納得感が低いように感じました。

Part2 リーディングの実際

このセクションではタロット占いをどのようにやるかについて解説をしたあと、小アルカナのエース、2、3・・・と言った三枚ずつの組にしたレッスンが掲載されています。

レッスン3 タロットリーディングの始めかた

対面鑑定をするときの心構え、カット&シャッフルの仕方などについて解説があります。
対面鑑定に対するアドバイスは有効だと思える部分もありますので一読しておいても、とは思いますけれど、その為だけに買うのはさすがにおすすめしにくいです。

レッスン4 エース、2、3のカードを知る

ワンド・カップ・ソード・ペンタクルのエース・2・3のカード、合計12枚のカード解説が行われ、この12枚だけを使ったワークが解説されています。
占いを行うシーンでエース・2・3だけを使うということは無いので、このワークが目指すところは私にはわかりません。

レッスン5 小アルカナ4、5、6の解釈を知る

小アルカナの4、5、6のカード、合計12枚のカード解説が行われ、この12枚だけを使ったワークが解説されています。

レッスン6 小アルカナ7と8を解く

小アルカナの7、8のカード、合計8枚のカード解説が行われます。
ワークは解説に対する正誤問題となっています。

レッスン7 小アルカナ9と10を解く

小アルカナの9、10のカード、合計8枚のカード解説が行われます。
ワークは解説に対する正誤問題となっています。

レッスン8 小アルカナ7・8・9・10の実践問題に挑戦しよう

小アルカナの7、8、9、10のカード、合計16枚のカードだけを使った実占問題が書かれています。
ワークは解説に対する正誤問題となっています。

レッスン9 小アルカナ7・8・9・10の実践問題に挑戦しよう

小アルカナの7、8、9、10のカード、合計16枚のカードだけを使った実占問題が書かれています。

レッスン10 コートカードのペイジとナイト

コートカードのペイジとナイト、合計8枚ののカード解説が行われます。
ワークは解説に対する正誤問題となっています。

レッスン11 コートカードのクィーンとキングを解く

コートカードのクィーンとキング、合計8枚ののカード解説が行われます。
ワークは解説に対する正誤問題となっています。

レッスン12 小アルカナの56枚で占ってみる

小アルカナだけを使った実占問題が書かれています。

レッスン13 大アルカナ22枚を理解しよう

大アルカナの『愚者』~『戦車』までの解説および実占問題が書かれています。

レッスン14 大アルカナⅧ~ⅩⅣまでの解説

大アルカナの『力』~『節制』までの解説および実占問題が書かれています。

レッスン15 大アルカナⅩⅤ~ⅩⅩⅠまでの解説

大アルカナの『悪魔』~『世界』までの解説および実占問題が書かれています。

Part3 タロットの継続的学習法

このセクションではタロットをどのように習慣付けるかのやり方が紹介されています。

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