『20世紀で最も重要な100人』のアセンダントを調べてみた

先日、Twitterのタイムラインで「アセンダントと外見」について独自調査を行っている記事を拝読したので私も占星術の勉強がてらに調べてみました。

個人的にはアセンダントが外見に影響を及ぼすとはあまり考えていません。
理由は簡単で、同じアセンダントであっても人種・性別が異なれば外見が異なって見える筈だからです。
とはいえ、私の単純な思い込みで同じアセンダントを持っていると外見に何らかの共通点があるかもしれない、と考え、タイムが発表した『20世紀で最も重要な100人』をベースに調査をしました。

『20世紀で最も重要な100人』は1999年にタイムが発表し、2004年以後はその年ごとに発表されているものです
今回使用したものは1999年に発表されたもので、「ビルゲイツは載っているけれどスティーブジョブスは載っていない」のように「この人が載ってないのはなぜだろう」と思うものもあります。

■調査の方法
『20世紀で最も重要な100人』のリストに掲載されている人名をastro.comで探しだし、出生時刻が掲載されている人物をピックアップしています。
リストには「ビートルズ」と紹介されているものを4人掲載する、という事もしています。
リストには現在存命している方も含まれています。
占いをされる方の中には公開上で存命している方を取り扱うことは適切ではない、という意見を持つ方もいらっしゃいますが、既にastro.comに収録されているデータであり、著名人であることを鑑みて採用しています。

■調査の概要
それぞれのアセンダントごとに何人いるのか、どんな人がいるのか、太陽・月のサインは何かをチェックしました。
アセンダントが不明な人をのぞいた78人が今回の調査の対象となっています。

■『20世紀で最も重要な100人』でもっとも多かったアセンダントは射手座

ご覧になっておわかりのように1位射手座、2位蠍座・乙女座、4位獅子座となりました。
リーダーのイメージのある獅子座は4位、頭が良いイメージのある風星座(双子・天秤・水瓶)も伸び悩んだイメージがあります。
射手座・蠍座というと一点集中なイメージがあり、世の中を変えてゆく、刺激を与えてゆく人が選ばれているのかもしれないですね。

太陽星座に目を向けますと1位天秤座(12人)、2位牡羊座・牡牛座(10人)、4位蟹座(9人)で、獅子座や双子座などが伸び悩んだのが印象的でした。
以下に1位~4位にどんな人がいるのかをご紹介します。
当初の目的が「アセンダントと外見」でしたので、それぞれ3人をピックアップし、WikiPediaにある画像を掲載致しました。

■第1位 射手座:マンデラ、シャネル、マザーテレサなど

  

『20世紀で最も重要な100人』に選出された人のうち、射手座のアセンダントを持つ人は13人でした。
射手座には「私は探求する」という言葉が使われますが、探究心の強さは言うまでもなく、リストを見ますと「改革」をもたらす人、というイメージがあります。
上記3人以外ではボブ・ディラン、マーロン・ブランド、ブルース・リー、ダイアナ妃などもアセンダントが射手座です。
ココ・シャネルと言いますと「獅子座の人」のイメージが強いですけれど「アセンダントが射手座」と言われると別の見え方が出来るようにも感じます。

ネルソン・マンデラ(太陽蟹座・月蠍座):https://www.astro.com/astro-databank/Mandela,_Nelson
ココ・シャネル(太陽獅子座・月魚座):https://www.astro.com/astro-databank/Chanel,_Coco
マザーテレサ(太陽乙女座・月牡牛座):https://www.astro.com/astro-databank/Teresa,_Mother

■第2位 蠍座:フロイト、チャップリン、アレサフランクリンなど

『20世紀で最も重要な100人』に選出された人のうち、蠍座のアセンダントを持つ人は10人でした。
蠍座には「私は変容する」という言葉がありますがチャップリンやアレサフランクリンのようなエンタメ系が少し多いように感じます。
上記3人以外ではウィトゲンシュタイン、ヘレンケラー、リンドバーグ、ジョージハリスン、サッチャー元英首相などもアセンダントが蠍座です。

ジークムント・フロイト(太陽牡牛座・月双子座):https://www.astro.com/astro-databank/Freud,_Sigmund
チャールズ・チャップリン(太陽牡羊座・月蠍座):https://www.astro.com/astro-databank/Chaplin,_Charles
アレサ・フランクリン(太陽牡羊座・月蟹座):https://www.astro.com/astro-databank/Franklin,_Aretha

■同率2位 乙女座:ディズニー、ワレサ、フォードなど

『20世紀で最も重要な100人』に選出された人のうち、乙女座のアセンダントを持つ人は10人でした。
乙女座には「私は分析する」という言葉がありますが、ディズニーとフォードは経営者として知られており、分析力の高さという共通点が見いだせるようにも思います
上記3人以外ではペレ、チャーチルなどもアセンダントが乙女座です。

ウォルト・ディズニー(太陽射手座・月天秤座):https://www.astro.com/astro-databank/Disney,_Walt
レフ・ワレサ(太陽天秤座・月天秤座):https://www.astro.com/astro-databank/Walesa,_Lech
ヘンリー・フォード(太陽獅子座・月水瓶座):https://www.astro.com/astro-databank/Walesa,_Lech

■第4位 獅子座:ピカソ、アリ、モンローなど

『20世紀で最も重要な100人』に選出された人のうち、獅子座のアセンダントを持つ人は8人でした。
獅子座には「私は見せる(創造する)」という言葉がありますが、3人ともには「その分野での王者」であり「自らの王国」を揺るぎのないものにした人たちです。
上記3人以外ではジャッキー・ロビンソン、アンネ・フランクなどもアセンダントが獅子座です。投稿一覧

パブロ・ピカソ(太陽蠍座・月射手座):https://www.astro.com/astro-databank/Picasso,_Pablo
モハメド・アリ(太陽山羊座・月水瓶座):https://www.astro.com/astro-databank/Ali,_Muhammad
マリリン・モンロー(太陽双子座・月水瓶座):https://www.astro.com/astro-databank/Monroe,_Marilyn

■アセンダントと『仮面』

今回の調査の切っ掛けは「アセンダントと外見」の相関関係を調べたいというものでしたけれど、外見はともかくとして、アセンダントが何らかの影響を及ぼしているようには思いました。
例えば左図はモハメド・アリのチャートなのですけれど、海王星・天王星・太陽でグランドトラインを形成するなど、地の要素が強い印象です。
アセンダントを考慮しないでこのチャートを読んだら地道な努力を重ねる孤高の人、というイメージを持つ事は出来ても「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と言われるような華麗さを想像することは難しいかもしれないですね(少なくとも私はアセンダント以外のチャートから「モハメド・アリというプロボクサー」を思い浮かべる事は出来ませんでした)

最初に書きましたようにアセンダントは『仮面』と呼ばれる事があります。
アセンダント以外の星の配置からはどちらかというと派手さよりは地道さを感じられ、彼を「王者」たらしめたのは獅子座のアセンダントという『仮面』であるのかもしれません。

ネイタルと読む時、アセンダントを考慮するかは占い師さんによっても異なりますし、出生時刻が分からなければ読む事が出来ないのもアセンダントです。
シャネルのようにアセンダントより太陽星座のイメージの強い有名人も沢山いるのも事実です。
とはいえ出生時刻がハッキリ分かっていて、アセンダント以外をリーディングしてもピンと来ないときはアセンダントを考慮してみると良いかもしれないですね。

 

■作成資料を公開します

記事を執筆するにあたって作成した資料を公開致します。
皆様の占星術学習の一助となれば幸いです。

https://tarotnavi.com/wp-content/uploads/2018/08/3e555c19fbb744c722b0866ebb10d2f3.pdf

※日頃よりTwitterなどで交流のある方のうち、ご希望の方には透かしの無いExcelデータでの共有も致します。
ご希望の方は@tarotnavi宛DMくださいますよう、お願い申し上げます。

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