『友達』の作り方

『質問箱』に友達ってどうしたら作れますか?友達はいますか?というご質問を頂きました。
小学生の頃、同年代の子と遊ばず、心配した親に児童相談所に連れていかれた経験があるくらい友達作りに積極的ではありませんけれど『親友』と読んで良い人はお陰様で何人かいます。
そんな私が答えて良いのか分かりませんけれど、折角頂いたご質問なので回答してみますね。
尚、記述した内容は私の体験に基づいた個人的なものであり唯一無二の正解ではない事、読んだあなたが同じことをやってうまくいくかの保証は無いことを踏まえて読んでくださいね。

目次

好きなことに熱中する

もしあなたが友達を作りたいと思うなら『友達を作ろうと思わない』のが良いと思います。
何を矛盾めいたことを言ってるんだと思うかもしれませんけれど『友達を作ろう』と頑張っても案外出来ません。

親しくなりたい人の周りには既に何人かの友達がいて輪に加わりにくい、輪に加わっても自分の興味のある話題をしていない、疎外感を感じる・・・
あなたがもし『友達を作りたいのに作れない・友達の輪に加わっていてもストレスを感じる』のでしたら、友達を作ることより『好きなことに熱中する』ことを強くお薦めします。

あなたが友達になりたいなあ、お話したいなあ、と思う人は勉強が出来たりスポーツが上手かったりお話が上手だったり、仕事が出来たり外見が良かったりと「何らかの魅力」を持っているはずです。
そんなことは無い、誰でも良いから友だちがいれば良いと考えるなら自分の周囲を丁寧に観察して誰とも話をしていない人に声を掛けてみても良いのかもしれませんけれど、個人的には『好きな事に熱中する』のが良いと思っています。

冒頭に申し上げましたように、私は子どもの頃、友達が出来なさすぎて親が心配して児童相談所に連れていかれた、言ってみれば「ボッチのプロ」です(笑)
ですけれど、今は『親友』として何でも話が出来る人がいます。
私が『親友』を作ることが出来たのはタロット占い師として研鑽を重ねた結果です。
あなたも多分「誰でも良い」と思ったのではなく「私に」質問をし、その「こたえ」を知りたいと考えた筈です。
私はタロットの勉強に『熱中』しました。
今でもタロットやルノルマン、占星術など占いに関する知識や情報に「熱中」しています。

あなたの周りにいる「素敵だな」「お話したいな」と思う人も何かに熱中している人がいませんか?
私は『好きなことに熱中する』のは友達を作るベストな方法だと思っています。
もし好きなことに熱中しても友達が出来なかったとしても『好きなことに熱中』しているのですから問題は無いわけです(笑)

私が『親友』を作ることが出来たのはタロット占い師として研鑽を重ねた結果だと書きましたけれど『友達』が欲しくて占いに熱中をした訳ではありません。
『親友』と呼べる人が出来たのは結果論でしかありませんが、それでも『熱中』をしていなければ『親友』は出来ませんでした。

勿論「友達が欲しくて何かをはじめた」という気持ちでやっても良いと思いますよ。
大事なのは「友達作り以外の何かを楽しむ」事だと私は思っています。

相手に期待しない

友達を作るときのポイントの2つめは「相手に期待しない」ことです。
「あなたの為に◎◎をした」と思って「期待通りの反応」が帰ってくれば良いですけれど、そうじゃないとしんどくなりますよね。
友達の顔色を伺ったり、つまんない話題に付き合ったりしても友達があなたの事を好きになってくれるかは分かりません。

現在、私には『親友』と呼べる人がいますけれども、彼らににも「してあげている」という気持ちは全くありません。
私が彼らに何かをしているとしてもそれは「私がやりたいからしている」のであって、何かの見返りを期待しての事ではありません。
仲良くしてくれれば嬉しいですけれど、仲良くなることを期待しても、ましてや「◎◎をしたのだから」と考えるとしんどくなりがちです。

友達ってタロットの『力 Strength』なんじゃね

力

タロットの『力』には「女神様とライオン」が描かれています。
私は友達というのは『力』のタロットだと思うんですね。
誰もが女神様で誰もがライオン。ときになだめ、ときに甘えるそんな関係
役割が女神様かライオンかどちらか一方だと均衡が崩れちゃいますよね。

『花の鎖』という緩やかな、ときとして儚げな関係性によって維持されているところもポイントです。
適度な距離感で、お互いを尊敬し、大事に思いあえる関係を作れると良いですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次