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【概要】
『ワンド7』のタロットカードが持つイメージは”忙しさと優位性”です。
丘の上で沢山の棒(ワンド)を相手にしていて、どこか余裕があるようにもみえますが、気を抜くと大変なことになるかもしれません。
切り立った丘の上に立ち、棒を構えている人物が描かれています。
彼の足下からは6本の棒が迫ってきていますが、一段高いところにいる彼は上手にその棒と向き合っているように見えます。
【ディテール解説】
●丘の上に立つ男
棒を持った人物が、丘の上に立っている様子が描かれています。
下から棒が迫って来ていますが、丘の上にいるという優位性があるので、彼はなんとかこの場をしのいでいるように見えます。
●迫り来る棒
6本の棒が丘の下から、丘の上から迫っている様子が描かれています。
幾ら丘の上にいるからと言って1人で6本の棒(敵)を相手にするのはちょっと大変ですよね。
「現状は優位にあるものの、気ぜわしい」ですとか「現状は優位にあるが、不利な展開になる可能性」などが読み取れそうですね。
●情熱の/勝利
小アルカナの「7」に共通する示唆は「勝利・行動」です。
これにワンドの示唆である「情熱・男性性」を組み合わせると「情熱の勝利」として捉えることが出来そうですね。
【解釈の例ー正位置 】
状況:孤軍奮闘、難局の克服、多忙を極める
心境:優勢、必死、攻勢
対策:毅然とした態度・強い意志・焦らず対処
【解釈の例ー逆位置 】
状況:形勢不利・忙殺される・柔軟さに欠ける
心境:優柔不断・意欲喪失・結果が出ない
対策:矛を収める・戦いから身を引く・状況の不利さを認識する