【概要】
『ペンタクルペイジ』のタロットカードが持つイメージは”目の前の事に夢中な若者”です。
『ペンタクルペイジ』に象徴される人物は、手の上に浮かんだペンタクルに見とれるかのように集中をし、あるいは楽しみ、他の事に気が回らないように見えます。
赤い帽子を被った若者が、手の上に浮かんだペンタクルを見つめています。
彼の歩みはゆっくりで、慎重に動いているようにも見えます。
【ディテール解説】
●手の上に浮かんだペンタクルを見つめる
『ペンタクルペイジ』は両手の上に「浮いているような」状態で現れたペンタクルを熱心に見つめています。
彼は、ゆっくりと歩いていますがあまりにも熱心にペンタクルを見つめているので、その他の事に注意が払われていないようです。
これらのことから「熱心」「専念」という示唆が導き出されますが「周りに注意を払っていない」という示唆を導く事も出来るでしょう。
●ペンタクルペイジの人物像(地の地)
ペンタクルペイジは、30代以下の男性、もしくは女性として出る傾向があります
勉強熱心だったり、仕事を探している(あるいは始めたばかり)の人として出る事もあります。
集中力が高く熱心ですが、周りのことが見えていないように感じることもあるでしょう。
『ペンタクルペイジ』をエレメントで捉えるなら「ペンタクル=地」と「ペイジ=地」であり、堅実なイメージがあります。
『ペンタクルペイジ』は勉強熱心だったり集中力の高さを示唆しますが、熱中しすぎて周りがみえなくなることもあり、恋をすると、その人のことばかり考えてしまう、というようなこともあるかもしれないですね。
【解釈の例ー正位置】
状況:未来を信じる・真面目・良い結果を望む
心境:勉強や仕事に励む・一途・熱意
対策:集中しすぎて周りが見えていないかも・プレッシャーをはねのける
【解釈の例ー逆位置】
状況:集中力の欠如・進展がみられない・焦り
心境:怠惰・不真面目・不誠実
対策:目標に向かって集中するとき・着実さ、堅実さを大事に