●ポジション
①相手の心境 ②相手の過去 ③相手の過去の背景
④相手の未来 ⑤相手の未来の背景
⑥自分の心境 ⑦自分の過去 ⑧自分の過去の背景
⑨自分の未来 ⑩自分の未来の背景
⑪ふたりの架け橋
⑫障害・対策
●解説
「ラバーズブリッジ(恋人の架け橋)」と呼ばれますように、主に恋占いで使われますが、友人や家族といった1対1の対人運でも使えます。
気になる人と、ご依頼主様の状況・心境の変化が過去→現在→未来にどのように変化するか、どのようなことを意識すれば良いかを占います。
ワンポイントアドバイス
このスプレッドの特徴は
1.「ふたりの架け橋」が、ご依頼主様とお相手をつないでいる
2.「障害・対策」が、ご依頼主様とお相手を繋ぐ為に何が問題になっているかを示している
点にあります。
「~~の背景」はセットとなっている状況と一緒に読むとよいでしょう。
例えば 「③相手の過去の背景 」 は 「②相手の過去」 とペアとし『お相手の方は過去に②のようなことが起きている(~と感じている)ようです、なぜなら 「③相手の過去の背景 」 のようなことがおきた(感じた)からです」のように。
枚数が多くて読みにくいと感じるなら「~の背景」は補助的なリーディングにする、最初からスプレッドから外す、というやり方でも良いかもしれません。
読み手順としてはご相談の内容を踏まえながら「 ⑥自分の心境」「⑦自分の過去」「⑧自分の過去の背景 」の3枚をリーディングした上で「 ⑫障害・対策 」へとリーディングすると良いでしょう。
上記を整理してから「①相手の心境 」「②相手の過去」「③相手の過去の背景 」を読み取ってゆくと良いでしょう。
ご相談内容からお相手の事がわかればリーディングの材料として使って良いのはいうまでもありません。
未来のスプレッドに進む前に「 ⑪ふたりの架け橋」を 「 ⑫障害・対策 」 を特に重視しながら、今までリーディングした結果を踏まえながら慎重に読みましょう。
大切なのは『 ふたりの架け橋は障害・対策を克服することで初めて渡れる』という点にあります。
「⑪ ふたりの架け橋」 をリーディングしましたら、残りのカードを読んでゆきましょう。
どちらか、もしくはおふたりともあまり良くない展開結果になることがあるかもしれませんが、展開結果の流れ、ご相談の内容を踏まえながら、そして 「⑪ ふたりの架け橋」と 「 ⑫障害・対策 」 を活かせば未来も良い方向に向かう可能性がある、というように導いても良いでしょう。
置き方の順番が違っていたり「結果」として13枚目を展開する人もいますが、基本は「上が相手、下が自分 左が過去・右が未来」です。
配置方法は幾つかのサイトを見て一番多かった並べ方を掲載しています。
書籍で紹介される事は殆どなく、Lover’s Bridge で検索をしてもヒットしない事から恐らく国内の占い師さんが考案されたように思います