この本は【参考書籍】です。
一般書店での入手は困難な状況にあり「古書」扱いとなっております。
木星王先生による新旧様々なタロットカードや、執筆当時活動していた占い師の紹介にはじまり、大小アルカナの解釈、比較的簡単なものから複雑なものまで複数のスプレッドの紹介をしている良心的な一冊。
僅かではあるものの、コンビネーションリーディングに関する紹介もあります。
ちなみにP211以降に紹介されている「マクレガー・マザーズ第三のメソッド」という展開方法は、マクレガー・マザーズの『The Tarot』の中で紹介されている占い方の一部です。
一枚ずつ読んだり、ペア読みをしたり、組み直して別の陣形にしてリーディングをするなど実に手順が煩瑣であり、78枚全てを使う割には大半が依頼主の過去・現在・未来を見るものであり(最後にホロスコープスプレッドを展開するものの)大がかりな割には、という印象はあります。
中古で入手可能ですが、アマゾンの著者名は、木星王名義ではなく、恐らく本名の鈴江淳也名義になっています。