実践ルノルマンカード入門|高橋桐矢著

この書籍は『ルノルマン』の解説書です。

「トリプルK」のおひとりであり、占い関連の書籍を多数執筆されておられる高橋桐矢先生執筆。
他の書籍と異なり、カード解説に重点が置かれています。
『紳士・淑女』のカードから見て縦横斜めどの位置に出たかでリーディングが変わるとする同書はユニークな側面を持ちつつも覚える事が多いので、初めての一冊というよりはリーディングの幅を広めたい人向けかな、という印象を持ちました。
書籍の構成は、広告の後にご紹介します。

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目次

カード解説

カードの解説は4ページ。
「カードの意味」ではそれぞれのカードに関連する解説が行われています。
「神話や伝承など」では、リーディングのヒントとできるようカードに描かれた絵が神話や伝承ではどのような扱われたかが解説されています。
「キーカードとして使う」には、カードをキーカードとして使うときのヒントが書かれています。
「上下左右に出たカードを読む」では出たカードの上に出たカードを「相手の状況」、下を「相手の本心」右を「相手の今後の動き」左を「相手の過去の状況」として、それぞれの例を掲示しています。
また『紳士・淑女』札の上下左右に出た場合のリーディング例も解説されています。

象徴札の上下左右だけではなく、出たカードに対して上下左右のカードをどう読んでゆくかの解説は、グランタブローのような展開方法の時に、このメソッド通りにリーディングをしたらかなりの時間がかかることが予想され、大変だなと思っています(個人的には採用していない読み方です)

スプレッド解説

解説されているスプレッドは「ワンオラクル」「ナインカード」のふたつです。
グランタブローは8*4+4のレイアウトのみが紹介されています。」
グランタブローのリーディングメソッドとしては本人を示すカードと目的のカードがどのくらい離れているかで読む「ルート・グランタブロー」、象徴札の周囲の札を読むことを中心とした「グランタブロー」1~36のハウスを手がかりに読む「ハウス法」が紹介されています
カード解説で解説された上下左右が実質活かされていると思えるのはナインカードだけのように見えるのが残念です。

付属のカード

『紳士』『淑女』ともに2枚ずつあり、それぞれ右向きと左向きに分かれています。
カードのサイズは8.7*5.6とAGM赤箱(と私が呼んでいる)ルノルマンと同じサイズです。
色は『月』『星』が青、それ以外は淡色系という少し変則的なデザインです。
紙質は「ルノルマンとしては標準的」といえるでしょう。
カード専用の小箱がついているので、持ち運びしやすいかもしれません。

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