アーサー・エドワード・ウェイト

Arthur Edward Waite 1857年10月2日 アメリカ・ブルックリン生まれ。 1942年5月19日没。
『黄金の夜明け団』等に所属し、ウェイト版タロットを考案した人として知られますが、その活動の中心は隠秘学(学問としてのオカルト)、フリーメイソン、カバラなど多岐に渡っています。
本項目では、ウェイト版タロットが出版された前後の書籍および「ウエイトのセカンドタロット」を紹介し、更に”The Pictrial Key to the Tarot”に掲載されている書籍一覧を付記致しました。
※リンク切れや、追加情報ありましたらTwitterの@tarotnaviにご連絡くださいますと幸いです。

目次

ボヘミアのタロット


The tarot of the Bohemians : the most ancient book in the world : for the use of initiates
1910年 William Rider & Son社発行

ウェイトによるパピュスの『ボヘミアのタロット』の英語訳本。
この翻訳と同時にウェイト版タロットの制作が行われています。
興味深いのは表紙で、パピュスのタロットの本なのにウェイト版タロットの『運命の輪』が使われているのが特徴。
この表紙が初版から採用されているそうですが、かなり大胆な試みだと思います。

InternetArchivesで閲覧可能。https://archive.org/details/b24884510

カルトマンシー、占い、オカルト占いのマニュアル


A manual of cartomancy, fortune-telling and occult divination
1909年 William Rider & Son社発行
A.E.ウェイトのペンネームのひとつであるグランドオリエントの名義で書かれたカードによる未来予知の手引き書。

125ページからタロットカードの解説がありますが、ウェイト版タロットとは異なる解説となっています。
ウェイトは『The Pictorial Key to the Tarot』の中でA manual of cartomancyに言及する(http://www.sacred-texts.com/tarot/pkt/pkt0203.htm)という手の込みようとなっております。

巻末の広告には『パメラコールマンスミスデザインのタロットカード』と『AEウェイトによる解説書』および前述した『ボヘミアのタロット』が掲載されています。
褒めちぎりなレビューも掲載されていますが、どちらかというと「近刊予告」に近いのかな、という印象。
タロットカードの紹介が「A PACK OF 78 CARDS」であり、パメラ・コールマン・スミスがデザインをしたという「てい」になっている点。
タロットは単体で購入できますが解説書であるThe Key to The Tarotはタロットと抱き合わせでなければ購入出来なかった模様。

InternetArchivesで閲覧可 https://archive.org/details/manualofcartoman00gran

※The Key to The Tarotの中身がThe Pictorial Key to the Tarotと同一かは私は確認出来ていません。

occult_review 1909年12月号

ウェイト版タロットの絵が最初に紹介されたとされる本。

文中に”THE OCCULT REVIEW have recently issued a certain Manual of Cartmancy”と書かれているのでManual of Cartmancyより後に発行されているのは確定。
The tarot of the Bohemiansの言及もあるので、The tarot of the Bohemians以降に書かれたのも確定。
問題はThe tarot of the Bohemiansの表紙ですが、初版からウェイト版『運命の輪』を使っていないように思いますが、調べうる範囲では不明ですし、The tarot of the Bohemians初版からウェイト版の『運命の輪』を使っているほうが面白いかなと(ご存じの方いらっしゃいましたらご指摘ください)

【2017/10/03追記】西洋魔術博物館‏(@MuseeMagica)様より
”パピュスの「ボヘミアン」ライダー社刊は1910年(実際は1909年冬)の初版からあの運命の輪の表紙
 https://twitter.com/MuseeMagica/status/915164873650200577
というお返事を頂戴致しました。
ありがとうございます。

ウェイト版タロットの絵が幾つか紹介されていますが本来19番である『太陽』がなぜか18番の表記となっています
「どうしてそうなった」感は強いですね。

PDFで閲覧可
http://www.iapsop.com/archive/materials/occult_review/occult_review_v10_n6_dec_1909.pdf

タロットの図解

The Pictorial Key to the Tarot
1911年 William Rider & Son社発行
ウェイト版タロットの解説書としてA.Eウェイトが執筆したもの。

リンク先より、英文テキストを閲覧可
http://www.sacred-texts.com/tarot/pkt/index.htm

【付録1】ウェイトのセカンドタロット

ウェイト版タロットを発表して10年ほど経過した頃、ウェイトはタロットの制作に関与します。
22枚の構成による神秘的なイラストですが、著作物は大英博物館の管理下にありますので、此処では画像の紹介は省略します。
日本では『ウェイトのセカンドタロット』として紹介される事が多いですが、マーカス・カッツ先生は Abiding in the Sanctuary として紹介しています。

大英博物館のウェブサイトで画像を閲覧可
https://www.britishmuseum.org/collection/object/P_1973-0616-21-1-38

【付録2】”The Pictrial Key to the Tarot”に掲載されている書籍一覧

”The Pictrial Key to the Tarot”の『A CONCISE BIBLIOGRAPHY OF THE CHIEF WORKS DEALING WITH THE TAROT AND ITS CONNEXIONS』という表題で紹介されている書籍一覧。
リンクの記載があるものは、インターネットアーカイブやGoogleBook等で閲覧可能なものです。
尚、掲載は発行順ではなく”The Pictrial Key to the Tarot”の掲載順です。

※書籍タイトルおよびウェイトの解説文はDeepLを使いながら翻訳をしております。
ウェイトの解説文の一部には間違っていると指摘されているものも含まれています

序文

このモノグラフは、その控えめな主張にもかかわらず、私が知る限り、タロットの考古学的位置づけを明確にし、利用可能な象徴体系を展開し、オカルティズムの好奇心の問題として、その占いの意味と作用様式を十分に示しながら、英語でタロットの全体像を説明する最初の試みであるので、文学的立場から、私が目にしたこの分野の教科書と、それに付随する最も重要な参考書を列挙したいのである。しかし、読者の多くは、過去120年の間に生まれた文献の広さに驚かれることだろう。さらに研究を進めたい方は、ここで十分な資料を得ることができるでしょう。しかし、私が特に推薦したいのは、この場所でタロットについて語られたことが、それ以前のすべての研究の基礎になると考えているからです。書誌事項自体も、同じように代表的なものである。大英博物館には、カードとカード遊びに関する著作のかなりのカタログがあるが、今回のリストアップのために、それを参照する機会がなかったことを付け加えておく。

The Pictorial Key to the Tarot 

原始の世界 第8巻

Monde Primitif, analyse et compare avec le Monde Modern
クール・ド・ジェブランの著,1781年
タロットに関する記事はP365-410に、また、ジェブラン氏によるカードは巻末に掲載があります。
尚、タロットに関する記事は後述する『Researches into the History of Playing Cards』に英訳があります。

InternetArchives、GoogleBooksで閲覧可 
https://archive.org/details/mondeprimitifana08cour
https://books.google.co.jp/books?id=5AdZAAAAcAAJ&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

タロットに関する記事は、365ページから410ページにある。巻末のプレートには、各スートのトランプ・メジャーとエースが描かれている。これらは、18世紀末のカードを示すものとして、貴重なものである。この時期、パリではほとんど知られていなかったというから、南仏で流通していたものと思われる。この論文の主張については、本編で扱った。しかし、フランスのオカルト作家たちが、この論文をいまだに読んでいて、何の疑問も持たずに受け入れていることは、フランス人の歴史研究に対する資質を示す、最も説得力のある証言である。

The Pictorial Key to the Tarot

ヘルメス哲学作品の7つの色合い

Les Septs Nuances de l’euvre philosophique Hermitique
エッティラ著,1786年
PDFで閲覧可 http://bnam.fr/IMG/pdf/sept.pdf

タロットと呼ばれるカードで遊ぶ方法

Maniere de se recreer avec le Jeu de Cartes, nommees Tarots
エッティラ著,1785年
フランス国立図書館ウェブサイトで閲覧可 http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k622723

高等科学に関する断片

Fragments sur les Hautes Sciences
エッティラ著,1785年
GoogleBooksで閲覧可 
https://books.google.co.jp/books?id=qdHgqW1ExDgC&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

高等科学の哲学

Philosophie des Hautes Sciences
エッティラ著,1785年
InternetArchivesで閲覧可 https://archive.org/details/BIUSante_76508

タロットデッキ、またはトートの書

Jeu des Tarots, ou le Livre de Thoth
エッティラ著,1788年
GoogleBooksで閲覧可
https://books.google.co.jp/books?id=JypbAAAAcAAJ&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

トートの書に学ぶ理論的・実践的教訓

Lecons Theoriques et Pratiques du Livre de Thoth
エッティラ著,1790年
GoogleBooksで閲覧可
https://books.google.co.jp/books?id=LCpbAAAAcAAJ&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

エッティラの作品 『ヘルメス哲学の七つの色合い』『タロットと呼ばれるカードで遊ぶ方法』『高等科学の断片』『高等科学の哲学』『タロットデッキ、あるいはトートの書』『トートの書に学ぶ理論的・実践的教訓』これらはすべて1783年から1787年にかけて出版されたものである。
これは非常に珍しいもので、当時のコルポルタージュの作品の中でも率直に言って、とても貴重なものである。本題の内外の問題、精霊、魔術、占星術、タリスマン、夢などに関する明晰さなど、非常に興味深い断片が含まれている。タロットに対する著者の見解と、その近代史における著者の位置づけについては、本文中で十分に述べてきた。彼はタロットを象形文字(ヒエログリフ)を読む為のものとみなしていたが、それを翻訳するのは容易なことではなかった。しかし、彼自身はその仕事を成し遂げたと主張している。

The Pictorial Key to the Tarot

パラメデスが発明したとされる古代ギリシアのゲームについての探究

An Inquiry into the Antient Greek Game, supposed to have been invented by Palamedes
James Christie ,1801
GoogleBooksで閲覧可
https://books.google.co.jp/books?id=jftdAAAAcAAJ&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

この不思議な論文集は、タロットの研究者が引用しているので紹介する。この論文は、古代の初期のゲームと現代のチェスとの間に密接な関連性を見いだそうとしている。

トロイ包囲戦の前にパラメデスが発明したとされる発明は、中国ではもっと古い時代から知られていたことが示唆されている。この作品には、カード類は一切登場しない。

The Pictorial Key to the Tarot

トランプの歴史に関する研究

Researches into the History of Playing Cards
Samuel Weller Singer ,1816
巻末にクール・ド・ジェブランの『原始の世界 』の英訳が掲載されています。
InternetArchivesで閲覧可 https://archive.org/details/researchesintoh00singgoog

タロットはおそらく東洋起源で、高い古代性を持っているが、クール・ド・ジェブランの説の他の部分は曖昧で根拠がない。カードはエジプト人が出現する以前からヨーロッパで知られていた。この著作には興味深い情報が多く、付録も貴重であるが、タロットの占める割合が比較的少なく、その主張に対して具体的な批判をするには、時代が早すぎるのである。初期のデザイン見本の複製が充実している。クール・ド・ジェブランのものも詳しく紹介されている。

The Pictorial Key to the Tarot

遊戯札の事実と推測

Facts and Speculations on Playing Cards
W. A. Chatto ,1848
プレイングカードの歴史についての解説。
遊戯札が何種類か掲載されていますが「なぜか」タロットカードは除外されています。
InternetArchivesで閲覧可 https://archive.org/details/factsandspecula00chatgoog

筆者は、大アルカナと数字カードはかつて別々であったが、その後統合されたことを示唆した。タロットカードの最古の標本は1440年より後ではない。しかし、この巻の主張と価値は、本文で十分に述べられている。

The Pictorial Key to the Tarot

トランプとカード占い(カルトマンシー)

Les Cartes a Jouer et la Cartomancie
D. R. P. Boiteau d’Ambly ,1854
1854年に作成された「カード占い」の本。
日本ではあまり言及が見られない歴史的なカードの紹介もあります。
InternetArchives、GoogleBooksで閲覧可 
https://archive.org/details/lescartesjouere00damgoog
https://books.google.co.jp/books?id=KMQPAAAAIAAJ&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

初期のタロットカードには、東洋起源とされる興味深い図版がいくつかあるが、それらはエジプトに言及されてはいない。初期のジプシーとの関連は確認されていますが、証拠はありません。カードはジプシーとともにインドから伝わり、俗悪な娯楽の下僕になるのではなく、「未知の神」の意図を示すためにデザインされたのである。

The Pictorial Key to the Tarot

高等魔術の教理と祭儀

Dogme et Rituel de la Haute Magie
Eliphas Levi ,1854
InternetArchivesで閲覧可 
https://archive.org/details/b24884340_0001 教理編
https://archive.org/details/b24884340_0002 祭儀編

本書は、アルフォンス・ルイ・コンスタント(エリファス・レヴィの本名)がオカルト哲学について初めて出版したものであり、彼の大作でもある。両巻ともタロットの主要な鍵について構成されており、したがって、著者の心に提示された方法で、その暗示を発展させたものと理解されている。この作品について、本書の本文で述べたことを補足すると、第2巻の転生のセクションには、トートの鍵と呼ばれるものが含まれていることである。内側の円は三重のタウを描き、その底辺を結ぶところに六芒星があり、その下にカップのエースが描かれている。外側の円内にはTAROの文字があり、この図形全体には、四つの生き物のシンボル、ワンドのエース、ソードのエース、シンという文字、魔法使いのろうそくが集まっています。レヴィによれば、これは「黒い喚起と契約」のGoetic Circleで使われている明かりと同じものである。タウの3文字は、ペンタクルのエースを表していると思われる。タロットカードは2枚のスフィンクスが引く「戦車」のみで、この方式は後世にも受け継がれている。この作品をトランプ・メジャーの解説書のようなものと解釈する人は、従来のオカルト研究者であり、それに従う人は愚か者のそしりを受けるだけであろう。

The Pictorial Key to the Tarot

真のボヘミアンの歴史

Les Romes: Histoire Vraie Des Vrais Bohemiens
J. A. Vaillant. Demy ,1857
InternetArchivesで閲覧可 https://archive.org/details/lesrmeshistoire00vailgoog

著者はカードとの出会いを語っているが、その記述は逸話の章にある。タロットはエノクの恒星書であり、アソールの幽体輪をモデルにしている。また、ジプシーがインド・タルタル地方から持ち込んだ家宝とされるトランプ・メジャーについての記述もある。レヴィの『高等魔術の教理と祭儀』の出版は、ヴァイランに大きな感銘を与えたに違いない。ヴァイランの最も重要な著作であるこの本の中で、タロットに関する記述は、私が言及した逸話だけだが、彼は後に出版した『クレフ・マジック・デ・ラ・フィクション&デュ・フェイト』でさらに多くのことを行っているようだ。

The Pictorial Key to the Tarot

魔術の歴史

Histoire de la Magie
Eliphas Levi,1860
InternetArchives、GoogleBooksで閲覧可
https://archive.org/details/laclefdesgrands00consgoog
https://books.google.co.jp/books?id=Daxd1vuwMH0C&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

この素晴らしい著作は、まもなく英語で出版される予定であるが、タロットの引用はほとんどない。この本は、一般に宇宙または世界と呼ばれる第21番の大アルカナを、インクス・パントモーフ(Yinx Pantomorph イシスの冠をかぶった座った人物)というタイトルで示している。これはパピュスによって『タロット占い』に再現された。著者は、現存するタロットはユダヤ人を通じて伝わったが、何らかの形でジプシーの手に渡り、彼らが15世紀初頭にフランスに入ったときに持ち込んだものだと説明している。ここでの権威はヴァイヤンである。

The Pictorial Key to the Tarot

大いなる神秘の鍵

La Clef des Grands Mysteres
Eliphas Levi ,1861
GoogleBooksで閲覧可
https://books.google.co.jp/books?id=wapB10NrJ3IC&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

この作品の扉絵は、ウィリアム・ポステルが与え、筆者が完成させた「オカルト科学の絶対鍵」である。この絵は『ボヘミアンのタロット』に複製されており、私がそこにつけた序文では、他の場所と同様に、ポステルは決して象形文字の鍵を作らなかったと説明している。エリファス・レヴィは、タロットを、エノク、トート、カドマス、パラメデスとさまざまに呼ばれてきた神聖なアルファベットと同定している。タロットは、記号と数字に付随する絶対的な観念から構成されている。後者については、数字のイグまで広範な解説があり、そのシリーズはオカルト神学の鍵として解釈される。ヘブライ語のアルファベットを構成する残りの3つの数字は、「自然の鍵」と呼ばれている。タロットはチェスの原型と言われ、またグースのロイヤルゲームもタロットが原型と言われている。本書は、著者が仮定した大アルカナ10番の復元図と、運命の輪に描かれたエジプトの人物像を収録したものである。

The Pictorial Key to the Tarot

チュイルリー宮殿の赤い男

L’Homme Rouge des Tuileyies
Paul Christian ,1863
フランス国立図書館ウェブサイトで閲覧可 https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k9799239b

この作品は非常に珍しく、フランスでは非常に人気があり、かつては非常に珍重されていた。しかし、パピュス博士は、この作品が実際にはほとんど価値がないことに気づき、この記述は拡大されるかもしれない、と述べた。しかし、この本は、作者のタロットに関する最初の思索を含んでおり、興味深いものである。彼はレヴィの信奉者であり、模倣者であった。本書では、切札の大アルカナの解説を行い、その後、すべての小アルカナの絵柄と意味を解説している。占星術的な説明も多く、興味深い。この作品では、タロットの名前には触れていないようである。後に出版された『魔術史』は、ここに書かれた切札の解説を再現し、さらに拡張したものに過ぎない。

The Pictorial Key to the Tarot

遊戯カードの歴史

The History of Playing Cards
E. S. Taylor ,1865
Les Cartes a Jouer et la Cartomancieの英訳版?
GoogleBooksで閲覧可
https://books.google.co.jp/books?id=qKxAAAAAcAAJ&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

これは死後に出版されたもので、実質的にはボワトーの翻訳である。従って、私の方からはほとんど言及する必要がない。カードはジプシーがインドから輸入したものであるという意見である。また、クール・ド・ジェブランが言及した、いわゆる中国版タロットについても言及されている。

The Pictorial Key to the Tarot

トランプ遊戯の起源

Origine des Cartes a Jouer
Romain Merlin ,1869
GoogleBooksで閲覧可
https://books.google.co.jp/books?id=FKxBAAAAcAAJ&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

タロットのエジプト起源は、クール・ド・ジェブランの想像を除いては、何の根拠もない。この作家は、個人的に納得のいくまでジプシー説を否定していることは別の機会に述べたが、インドとの関連性についても同様で、1494年頃にヨーロッパとの交流が一般的に開始される前から、カードはヨーロッパで知られていたと述べている。しかし、もしジプシーがすでに西洋に住んでいたパライア族で、カードが彼らの荷物の一部だったとしたら、この主張には何の根拠もない。この問題は、本質的に推測の域を出ない。

The Pictorial Key to the Tarot

プラトン主義者

The Platonist
著者不明,1884-5
GoogleBooksで閲覧可
https://books.google.co.jp/books?id=IsBAAAAAYAAJ&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

この定期刊行物の発行停止は、無私の努力と労苦に感謝する多くの人々にとって残念なことであったろうが、神学的傾向を持ち、かなりの知識を持つ作家によるタロットに関する匿名の記事が一本掲載されていた。しかし、この記事は、それ自身の証拠からして、過失の疑いが濃厚であり、実に馬鹿げた出来栄えである。タロットという言葉は、ラテン語のロータ=車輪を移し替えたものである。この占いはインドで遠い昔に発明されたもので、作家が曖昧なため、おそらくは紀元前300年頃に発明されたものと思われる。愚者」は原初のカオスを表している。タロットは現在、薔薇十字会の修練者たちによって使われているが、17世紀初頭にドイツの先祖から伝わったという推論にもかかわらず、またインドに起源があるにもかかわらず、22の鍵は入門の秘術に捧げられたエジプトの神殿の壁に描かれていた。このくだりは、P.クリスチャンに由来するものもあるが、次の記述は筆者独特のものだと思う。”秘教の鍵は22個あり、合計で100個になることは、深遠な者には知られている” ある段階に達した人は、必要な数の白紙の台紙を提供するだけで、足りないデザインは優れた知性によって提供される。一方、アメリカでは、「完璧で神聖なシビル作品である『Taro』を完璧に読むことができるほど発達した者が、遠からず現れるだろう」という結論の予測が実現するのを、まだ待ち望んでいる。この本に添えられたカードが、そのきっかけになるかもしれない。

The Pictorial Key to the Tarot

Lo Joch de Naips

Lo Joch de Naips
Joseph Brunet y Bellet ,1886

エジプト起源の夢について、著者はE. Garth WilkisonのManners and Customs of the Egyptiansを引用し、少なくともデルタの古い都市ではカードが知られていなかったという否定的な証拠を示している。このテーマの歴史は、主要な権威にしたがって描かれているが、オカルト学派の代表者については言及されていない。全体を通しての主役はChattoである。付録には、スペインでカードが禁止されていたことについての興味深い記述があり、そのうちのひとつには、すでに述べたように、シエナの聖ベルナルディンが1423年まで遡ってゲーム一般、特にカードについて説いたという貴重な文書が含まれている。無骨なタロットの図解もあり、不死鳥が昇るカップのエースや、器から花が出るカップのクイーンなど、不思議な例もある。

The Pictorial Key to the Tarot

タロット:そのオカルト的意味、占いへの利用、遊び方

The Tarot: Its Occult Signification, Use in FortuneTelling, and Method of Play
S. L. MacGregor Mathers ,1888

この冊子はタロットカードのセットに添えるために作られたもので、そのために当時の現行パックを海外から輸入している。この小冊子には、独自の研究という建前はなく、筆者の個人的な意見として、大アルカナはヘブライ語のアルファベットのオカルト的な意味に対応する象形文字であると書かれているだけで、注目されることはないだろう。ここでは、レヴィ(Lévi)が、22の鍵に割り当てられた簡単な象徴を引用している。占いの意味が続き、次に操作の方法が書かれている。これは単なるスケッチで、気取った方法で書かれており、すべての点で無視できるものである。

The Pictorial Key to the Tarot

オカルト科学

Traite Methodique de Science Occulte
Papus ,1891
InternetArchivesで閲覧可 https://archive.org/details/b24884534

エリファス・レヴィの指示によりオズワルド・ヴィルトが出版した修正タロットを再現したもので、1,100ページ近い作品である。また、カードによってヨーロッパに秘教的な伝統を伝えたとされるジプシーの項もある。タロットは数字と観念の組み合わせであり、そのためヘブライ語のアルファベットと対応する。残念ながら、ヘブライ語の引用は、無数の誤植のためにほとんど理解不能である。

The Pictorial Key to the Tarot

光輝の書

Le Livre des Splendeurs
Eliphas Levi,1894
GoogleBooksで閲覧可
https://books.google.co.jp/books?id=YL7TEssFy1oC&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

「カバラの要素」の項では、(a)タロットは4つのスートのいくつかのカードの中に、1から10までの数の4倍の説明を含んでいること、(b)現在カードという形でしか持っていないシンボルは、最初はメダルであり、その後タリスマンになったこと、が確認される。(c)タロットはカバリスト神学の32の道の象形文字本であり、その要約説明は『形成の書 Sepher Yetzirah』にあること、(d)すべての宗教理論とシンボルのインスピレーションであること、(e)エジプトの古代遺跡にその紋章が見られること、である。これらの主張の歴史的価値については、本文で扱ったとおりである。

The Pictorial Key to the Tarot

ソロモンの魔法のキーと鎖骨

Clefs Magiques et Clavicules de Salomon Par
Eliphas Levi,1895

問題の鍵は、1860年に、サマリア人やエジプト人のイメージを一切混ぜずに、象形文字と数字によって、原始的な純粋さで復元されたと言われている。トランプ・メジャーに起因するヘブライ文字の無骨なデザインがあり、意味も記されているが、そのほとんどは同じ作家による他の著作に見られるものである。また、神の名を構成する文字の組み合わせもあり、これらの組み合わせは小アルカナのコートカードに起因する。ある種の霊のタリスマンには、タロットの属性が見事に示されている。クラブのエースは、デウス・アブスコンジタス(第一原理)に相当する。この小さな本は、深淵者あるいは深淵の道を歩む者にのみ許されるものとして、高値で発行されたが、実際には、象徴的な価値もその他の価値もないものである。

The Pictorial Key to the Tarot

22枚のヘルメスの板のタロット占い

Les xxii Lames Hermétiques du Tarot Divinatoire
R. Falconnier. Demy,1896
フランス国立図書館ウェブサイトで閲覧可  https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k5525090q

タロットの語源はサンスクリット語で「定まった星」を意味し、転じて不変の伝統、神智学的統合、原初的教義の象徴などを意味する。黄金の板に刻まれたそのデザインは、ヘルメスのトリスメギストスが使用し、その謎はイシス神職の最高位にのみ明らかにされたものである。したがって、タロットがエジプト起源であることは言うまでもない。ファルコニエの仕事は、その原初的な形を復元することであり、彼は遺跡を参照しながらそれを行っている。この作品は、フランスのオカルティストたちから、タロットの完成形を示すものとして歓迎されているが、オズワルド・ヴィルトのデザインについても同じことが言われており、まったくエジプト的ではない、似て非なるものである。はっきり言って、こういう愚行は、著者が所属するコメディ・フランセーズの聖域に期待するのと同じことであり、そこに留保されるべきものであろう。

The Pictorial Key to the Tarot

タロットの切り札で読み解くサンクタムレグナムの魔術的儀式

The Magical Ritual of the Sanctum Regnum, interpreted by the Tarot Trumps
Eliphas Levi and edited by W. Wynn Westcott ,1896
InternetArchivesで閲覧可 https://archive.org/details/magicalritualofs00lvie

この記念碑の面白さは、その本質的な重要性よりも、むしろその存在の事実にあると言わなければならない。大アルカナには一種の非公式な解説というか、フランスの作者の心の中にそこから生まれたと思われる考察がある。例えば、不屈の精神と呼ばれるカードは、強さの秘密としての意志を説明する機会である。吊るされた男」は、「大いなる仕事」の完成を表すと言われている。死」は、ネクロマンシーやゴエティアに対する誹謗中傷を示唆するが、そのような幻影は人生の「サンクタムレグナム」では存在しない。節制はくだらない決まり文句をいくつか生み出すだけで、悪魔は盲目の力であり、レヴィの初期の作品ですでに語られていることの多くが繰り返される機会となっている。塔は大アルカナムの裏切りを表しており、サマエルの剣が歓楽の園に張り巡らされたのはこのためである。プレートの中には、グノーシスのモノグラムがあり、これはタロットのモノグラムでもある。編集者は、レヴィの初期の著作とP.クリスチャンの解説から引用したトランプ・カードに関するいくつかの情報を、丁寧に添付している。

The Pictorial Key to the Tarot

アルケミスト(錬金術師)になるには

Comment on devient Alchimiste
F. Jolivet de Castellot ,1897
InternetArchivesで閲覧可 https://archive.org/details/commentondevient00jolluoft

しかし、エッティラはこのような夢想をしていたのであり、もし現在の「小アルカナ」の代わりに「大アルカナ」を作ることが正当化されるなら、この奇妙な夢の類型を表にしてみる価値はあるかもしれない。今のところ、大アルカナーと錬金術の対応表が示されているというだけで十分だろう。それによると、曲芸師や魔術師は魅力的な力を象徴し、大祭司は不活性物質で、これ以上に偽りのものはない。教皇はクインテッセンスで、シェークスピアさえ知っていれば、現在の聖ペテロの後継者が「天と地にもっといろいろあるよ、ほら」と繰り返すように誘惑するかもしれないのだ。一方、悪魔は黒い段階の哲学の問題であり、最後の審判は石の赤い段階、愚者はその発酵、そして最後のカード、つまり世界は錬金術の絶対的なもの、つまり石そのものである。もし、このことが読者を勇気づけるのであれば、小アルカナが用意されていれば、様々な化学的組み合わせの詳細を小アルカナによって展開することができることを、読者はさらに認識することができるだろう。具体的には、ワンドの王=金、ページまたはナイフは動物性物質、カップの王=銀、といった具合である。

The Pictorial Key to the Tarot

大いなるアルカナム、あるいはヴェールを脱いだオカルティズム

Le Grand Arcane, ou l’ccultisme devoile
Eliphas Levi ,1898
フランス国立図書館ウェブサイトで閲覧可 http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k655196/

長い年月と、オカルトに関わるすべての人の長い経験を経て、著者はついにこの作品の中で、メッセージを一つの公式へと還元したのである。もちろん、タロットに関してだけである。エッティラのカードは、それによって占う占い師や占い女に一種の催眠術をかけるという。霊能者の愚かさが、質問者の愚かさを読み取るのである。霊能者が正直に助言すれば、顧客を失うことになると示唆されている。私はこれまでオカルト芸術や科学について厳しい批判を書いてきたが、これは彼らの過去の教授の一人からの驚くべきことであり、さらに私は、超能力者が時折超能力者であり、そのように見ているのだと思う。

The Pictorial Key to the Tarot

創世記の蛇

Le Serpent de la Genese
Stanislas de Guaita ,1902

トランプ・メジャーの第2七進法に関する膨大な解説書である。
正義は平衡とその代理人を意味し、隠者は孤独の神秘を象徴し、運命の輪はなること、達成の輪を意味し、不屈は意志に宿る力を意味し、吊るし人は魔法の束縛であり、この空想家のオカルティズムにおける曇った、反転した洞察力を物語っている。死はもちろんその名の通りだが、二度目の死への回帰を意味する。節制は変容の魔術を意味し、したがって禁欲よりもむしろ過剰を示唆している。同じようなことは、最初の本にもあると思うが、これは見本となるものだ。スタニスラス・ド・ガイタの死によって、彼のタロット・トランプの解釈計画は終わりを告げたが、その関連性は影を潜め、実際の参照はごくわずかなページにしかならないことを理解しておく必要がある。

The Pictorial Key to the Tarot

タロット:歴史的概観

Le Tarot: Aperçu historique
J. J. Bourgeat,1906

著者は、ある種のトランプ・メジャーを、例えば「運命の輪」「死」「悪魔」など、純粋にファンタジックなデザインで作品に描いています。これらは象徴主義とは全く関係がない。タロットはインドで生まれ、エジプトに伝わったと言われている。エリファス・レヴィ、P.クリスチャン、J.A.ヴァイランなどの言葉や見解が援用されている。採用された占いの方法は、完全かつ慎重に設定されている。

The Pictorial Key to the Tarot

カードドローイングの技術

L’Art de tirer les Cartes
Antonio Magus ,1908

これは特別に気取った作品ではないし、その謙虚さゆえに評価される資格もない。正直なところ、書店員の実験に過ぎない。身近な資料から得た主な占いの方法の要約があり、フランスにおけるカルトマンシーの歴史があり、エッティラタロットカードの複製があり、その意味とよく知られた操作方法が掲載されている。最後に、普通のカードのピケ・セットによる一般的な占いのセクションがある。このセクションには、唯一持ちうる長所、すなわち明瞭さが欠けているように思われるが、私はおそらくこの種の問題に関して理想的な資格を有する裁判官ではないので、控えめに言うことにする。いずれにせよ、この質問は何の意味もない。ただ、隠された著者は、エジプトの伝統的なタロット、つまりトートの大いなる書と呼ばれるものを守っていることを付け加えておく。しかし、彼の論文には全体に軽いアクセントがあり、この主張を真摯に受け止めたとは思えない。

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タロット占い:カードと呪文を引くためのポイント

Le Tarot Divinatoire: Clef du tirage des Cartes et des sorts
Papus ,1909

テキストは、すべてのシンボルの完全な再構成と呼ばれるものを伴っており、このような形で、また新たなタロットが誕生したことになる。大アルカナは伝統的な線に沿い、余白に様々な説明や属性が記されており、このプランはシリーズ全体を通じて有効である。図案家の立場から言えば、図案の出来が悪く、複製は図案より悪いと言わざるを得ない。このことは、おそらく読者層にとって特に重要なことではないだろう。パパス博士はまた、奇妙な記念品として、その証拠能力を暗黙のうちに認めているような、エリファス・レヴィのある未発表のデザインを紹介している。これらは、この偉大なオカルティストが、自分の個人的見解を裏付けるためにタロットの考古学を利用した例として、確かに興味深いものである。(a)大神官としてのホルスを描いた大アルカナ5番、(b)イシスとしての大神官を描いた大アルカナ2番、(c)インドのタロットの想像上の標本5点、がある。このように、フランスの高級科学は、パピュス博士が「リヴル・ド・ラ・サイエンス・エテルネル」と呼ぶこの作品の図版に貢献している。編集者自身は、いつものように苦心して、古代エジプトで各カードに付けられた時間を発見したと信じている。彼はそれを占いの目的に応用し、熟練した占い師は、暗い青年が公正な未亡人と出会う時間と日を予言できるようになった、などとしている。

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ボヘミアンのタロット

Le Tarot des Bohemiens
Papus ,1889

・フランス語版
InternetArchives、GoogleBooksで閲覧可
https://archive.org/details/clefabsoluedelas00papuuoft
https://books.google.co.jp/books?id=vDTgoD9H82QC&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false

・英訳版。ただしウェイト訳ではない
InternetArchivesで閲覧可 https://archive.org/details/absolutekeytoocc00papu

・ウェイトによる翻訳
InternetArchivesで閲覧可 https://archive.org/details/b24884510

これは特別に気取った作品ではないし、その謙虚さゆえに評価される資格もない。正直なところ、書店員の実験に過ぎない。身近な資料から得た主な占いの方法の要約があり、フランスにおけるカルトマンシーの歴史があり、エテイラタロットカードの複製があり、その意味とよく知られた操作方法が掲載されている。最後に、普通のカードのピケ・セットによる一般的な占いのセクションがある。このセクションには、唯一持ちうる長所、すなわち明瞭さが欠けているように思われるが、私はおそらくこの種の問題に関して理想的な資格を有する裁判官ではないので、控えめに言うことにする。いずれにせよ、この質問は何の意味もない。ただ、隠された著者は、エジプトの伝統的なタロット、つまりトートの大いなる書と呼ばれるものを守っていることを付け加えておく。しかし、彼の論文には全体に軽いアクセントがあり、この主張を真摯に受け止めたとは思えない。

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タロットの総合的かつ実践的なマニュアル

Manuel Synthetique et Pratique du Tarot
Eudes Picard ,1909

この本は、このテーマに関するもう一つのハンドブックで、カードの完全なシーケンスを一連の荒いプレートで紹介しています。主要なトランプはコート・ド・ゲベリンのものであり、小アルカナは作者が想像力を駆使して作成したものである。解説は、直接の研究でも考察でもなく、フランスのオカルト権威の簡潔な要約と、全体の調和として引き出された簡潔な一般的感覚に過ぎない。使用法は4ページにまとめられ、占いは断食状態で行うよう勧めている。タロットの歴史について、M.ピカールは、(a)それは混乱している、(b)それがどこから来たのか正確にはわからない、(c)にもかかわらず、その導入はジプシーに起因すると述べている。そして最後に、その解釈は芸術であると述べている。

The Pictorial Key to the Tarot


【付録3】インターネットアーカイブスで閲覧出来るウェイトの著作

https://archive.org/search.php?query=Arthur%20Edward%20Waite
ウェイトの名前はウェイト版タロットの作者として有名ですが、彼の著作のメインは隠秘学や聖杯研究、フリーメイソンリーなどにあるのは冒頭でも紹介したとおりです。
著作の一部がインターネットアーカイブスから閲覧することが出来ます。
この他にもオカルトレビューなどに文章を見ることが出来ますが、数が多いので此処では省略します。

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この記事を書いた人

タロット・占星術を中心に、占い師・講師として活動をしております。
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