混沌の門

「この門を潜る者は一切の望みを捨てよ」
ダンテの神曲に登場する「地獄の門」にはそう書かれているのだとか。
門の前に注意書きが書かれていれば「ああ、ここはそういう場所なのね」って認識出来るでしょうし、そもそも「門」というのは「ここは境界線ですよ」と明示的に示しているわけです。
くぐったら別の「世界」ですよ。と表しているわけですな。

でも実際には人生には「門」という明示は卒業とか転職とか転居とか結婚みたいなものは別にして、滅多にお目には掛かれません
お目に掛かれないのだけれど、振り返ってみると「あの頃人生が転機したな」って感じる。

ジョブスじゃないですけれど「振り返って」わかるのであって、その渦中にいると混沌としてるものなんです

この門を潜るには・・・どう向き合えば良いんだろ。

それでは今日も良い一日を。

◎『世界』のカード解説は、こちらもご参照ください。

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