この本は【参考書籍】です。
一般書店での入手は困難な状況にあり「古書」扱いとなっております。
タロットの母と言われるイーデン・グレイ先生による「タロット3部作」の3冊目です。
前作『皆伝タロット』より若干解釈・解説が丁寧であること、カバラ・数秘術の解説を外して占星術中心の解説としているところ、サンプルリーディングが丁寧に行われているのが特徴となっています。
翻訳本ならではの読みにくさはあると思いますが、購入して損の無い一冊だと思います。
但し、タロットカードの紹介が「エース、2、3」のような構成になっているので、辞書的に使いにくいかな、とは思います。
書籍の内容は以下の通りです
●『1.カードに親しむ』タロットに関する著者のコラムに引き続き、準備、カット、シャッフルなどの解説が書かれています
●『2.小アルカナ』小アルカナの各カードを「エース、2、3」「4、5、6」「7、8、9、10」「コートカード」に分けて説明しています。
●『3.大アルカナ』こちらも「最初の3分の1」「次の3分の1」「最後の3分の1」と分けて説明しています。
●『4.カードの読み方』ケルト十字、3つの即席占い、ホロスコープスプレッドが紹介されています。ケルト十字とホロスコープにはサンプルリーディングがつけられ、占星術の話にも言及があります。前著にあった生命の木やカバラ、数秘術に関する話は省略されています。
巻末に大アルカナに描かれた象徴を言葉から引く辞書が付録しています。
ポチップ