この本は【中級者向】です。
『78枚で占うタロット読み解きBOOK』をワーク形式にしたという印象の一冊です。
内容としては、提示された課題を実施してゆく形になりますが、「こたえ」が書かれているわけではありませんから、ご自身で課題を書いたら他の本であたる作業が出てきます。
ですのでお手元に別のタロット本、出来ればLua先生の本プラス他のタロットの本もあると学びやすいでしょう。
☆タロットリーディングをワーク形式で行っている
ワーク形式の書籍は過去にも例えばメアリーKグリーア著の『タロットワークブック』やマルシア・マシーノ著『タロット教科書』などが知られていますが、日本人が執筆したワーク形式の書籍としてはおそらく初ではないのかなと思います。
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』の思想をその儘引き継いでいますから、Lua先生の書籍を読んである程度タロットに対する基礎的な知識が入っている、あるいはLua先生の本を中心に何冊かの本を読みながらタロットを勉強したけれど本がなかなか手放せない、言葉の広げ方が分からない、という方に向いている本と言えるでしょう。
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本文の多くが蛍光ピンクで印刷されている点。
画像はP155の一部ですが蛍光ピンクが沢山使われているのがおわかりでしょうか。
文と色を分けることで課題である事を明確にしたいという意図が働いてのことだと思いますが、文字サイズが小さい蛍光ピンクの文字が並ぶと可読性が低くなるのが残念。
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