Rider-Waite-Smithの略称。
ウェイト・スミス・タロットの呼び方の一つ。
英語のタロット解説を読むと頻出する単語です。
本来であれば「ライダー社から出版されたウェイト・スミスタロット」の意味として使用されますが、時としてウェイト・スミスタロットを模倣したタロットもRWSとして販売されている事があるので要注意。
目次
解説
Riderについて
Riderはかつてイギリス・ロンドンに存在していたオカルトを中心とした書籍を出版していた会社の名前
ウェイト・スミス・タロットを最初に出版した会社です。
時々「ライダーさんとウェイトさん」が作ったみたいな解説をしている方がいらっしゃいますけれど、人名ではありません。
Waiteについて
Arthur Edward Waite(アーサー・エドワード・ウェイト 1857年10月2日 – 1942年5月19日)。
オカルトや聖杯研究をしてきた人なのですが、ウェイト版タロットを作った人として知られています。
占い関係ではグランド・オリエントなど複数のペンネームを使っていたことも知られています。
アーサー・エドワード・ウェイトに関する詳細は、こちらをご参照ください。
Smithについて
Pamela Colman Smith(パメラ・コールマン・スミス 1878年2月16日 – 1951年9月18日)
ウェイト版タロットのイラストを担当した女性。
東洋的なエキゾチックな顔立ちをしており、ピクシー(妖精)とも呼ばれていたそうです。
彼女の生涯は日本ではあまり紹介されてきませんでしたが片鱗を『シークレット・オブ・ザ・タロット 世界で最も有名なタロットの謎と真実』で知る事が出来ます。